不眠の改善方法〜眠れない辛さをどうしたら良いの?〜

このブログは不眠で悩んだ私がどうやって改善したか、眠れない、不眠で悩んでいる方に向けて、簡単にできる解決策をおすすめするブログです。

冷え性だけじゃない!体温が原因で眠れない。

冷え性だけじゃない!体温が原因で眠れない。

女性の方に多く見られますが、

布団に入っていて一生懸命手足を温めているのに

「指先や足先が冷たくて不快、全然眠れない!」

という方はいらっしゃいますよね。

 

その一方で、体が熱くて眠れないことに悩んでいる人も

いるということを知っていましたか?

 

冷え性に関してもあとでお話しさせてもらうとして、

まずはこの体が熱くて眠れない人のお話しからしていこうと思います。

 

 

・体が熱くて眠れない〜熱い身体の冷まし方〜

こんな身体症状に悩む方は主に男性に多いとされています。

さらに筋肉量が多く、基礎代謝が高い場合はより顕著にあらわれます。

 

夏場などは特にそうなのですが、

寝る前にさっぱりしようとシャワーの水温を下げて、

水シャワーを浴びて体温を下げてから寝ようとする方もいますが、

結論から言いますと、これは残念ながら逆効果となってしまいます。

 

冷たい水のシャワーを浴びるのは確かに気持ちが良いのですが、

問題はこのシャワーを浴びたあとに起こる身体の反応にあります。

 

身体は、急激に体温が下がると急激に熱を奪われることは危険と判断し、

なるべく熱を逃がさないように毛穴を閉めてしまいます。

 

その結果、一瞬身体が冷えてさっぱりした感覚になったとしても

寝る頃には身体は体温が逃げにくい状態になってしまっているのです。

 

・熱さで眠れない身体を冷ます方法

それではこの身体の熱さを一体どうやって冷ませば良いのか?

それは、「半身浴」をすることです。

 

この半身浴を行う場合に気をつけなければならないのは、

冷たい水に浸かるわけではないということです。

これでは冷たいシャワーを浴びるよりもっと悪いのですから。

 

この半身浴のお湯の温度は38〜40℃程度のお湯で、

20〜40分程度浸かると良いでしょう。

 

そうすることで、逆に身体から熱が逃げて行きやすくなります。

ひいてはそれが身体の深い部分の体温低下につながり、

眠気を感じさせることになります。

 

それでも忙しい現代において、

「のんびり半身浴なんてやってられないよ」

という方も多いとおもいます。

 

そんな方々が布団の中で手っ取り早く身体を冷やしたいのならば、

冷水を絞ったタオルなどを血管の集中している部分に当てることで

全身の体温を下げることができます。

 

私も高校時代などに経験があるのですが、

運動した後にほてった身体を冷ますのに水道水を

肘の裏に当てたり、首の後ろに水をつけたりしたものです。

これって当時は特に意識していなかったのですが、

今思い返せば非常に合理的な身体の冷まし方だったのだなぁと思います。

 

また、寒い時期でも手足が熱くて眠れないという方がいるようですが、

これは決して血行が良いわけではありません。

 

末端が熱いという症状は糖尿病などの疑いもありますが、

若い世代の方の中には、そういった病気などではなく

体内のリンパ液や血液の流れがうまく循環していないということもあります。

 

また、冷え性が重症化した「冷えのぼせ」という症状もあります。

 

この冷えのぼせは、名前こそ「冷え」とついていますが、

「症状の一つに上半身に熱がこもりやすくなる」

という症状があります。

 

これも結局は冷え性の一種といえるため、

血行が良いから手先が熱い、とはならないのです。

 

結局のところ、身体を冷やして良いことというのはあまりないものです。

身体が熱いからといって、くれぐれも安易に水をかぶったりすることの

ないように気をつけたいものです。

 

手先、足先が冷えて眠れない

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一方、これは「冷え性」の典型的な症状といえる、

手先、足先が冷えて眠れないという悩みです。

 

そもそも人間が体温調節をする際に何が関係しているかというと、

それは「自律神経」なのです。

 

そして自律神経は血管を収縮させる「交感神経」と

血管を拡くする「副交感神経」に分かれており、

これらからなる自律神経は非常にストレスに弱いものである。

 

冷え性による不眠は食べ物で体質改善

冷え性による不眠はまず食べ物から体質改善を目指すのも良いかもしれません。

 

具体的に何を食べると良いかというと、

糖質をエネルギーとして燃焼させる働きのあるビタミンB1、

血行改善を促すビタミンEなどが必須なのです。

 

根野菜や豆類は身体を温めるものとして知られていますが、

そのほかにもビタミンB1を摂るのなら豚ヒレ肉、豚もも肉、うなぎ、

などが多く含まれています。

 

ちなみに、うなぎはビタミンEも多く含まれているため、

うなぎを食べることは冷え性の体質改善に一石二鳥と言えます。

 

冷え性による不眠に効果的な血行促進運動

日中に血行を促進するための運動を行うことでも効果が期待できます。

 

簡単に自宅でできる運動としては爪先立ち運動が効果的です。

 

普通に立っている状態からゆっくりと爪先立ちへ、

そしてそこからゆっくりとまたカカトを下ろしていきます。

これを数回繰り返す、この運動を継続して行うだけでも

変わってくるはずです。

 

また、入浴時に足の指の付け根を揉みほぐすことも効果的です。

 

足は第二の心臓とまで言われているように、

足に気を使うことが血行を良くすることにつながり、

それがやがては快適な眠りにつながってきます。

 

・足先を温めることも効果的

足先を温めるのに効果的なのは足湯です。

 

ちょっと厚めのお湯を溜めて、そこに足をつけておくと

のぼせることもなく足を温められるために効果的です。

 

とはいえ、温泉観光地でならまだしも、

家で足湯はなかなかしないですね。

 

そんな方には湯たんぽをお勧めします。

 

昔ながらのアイテムではありますが、

実はどんどん出てくる最近の画期的な商品よりも

昔ながらの湯たんぽのような原始的なもののほうが

私たちの体に優しかったりします。

 

軽度の冷え性の方ならばこれだけで変わってくると思いますので、

ぜひ試してみていただきたいと思います。

 

まとめ

男性女性ともに言えることですが体温が原因で眠れない場合には、

不用意に身体を冷やす行動はなるべくしないことが大切です。

 

そして冷え性に大きな関わりがあるとされている自律神経は

ストレスの影響をとても受けやすいため、

ストレスの軽減も意識していかなければなりません。

 

そして食べ物からできる体質改善を目指すことと、

日中に手軽にできる運動を継続することです。

 

心がけ一つで睡眠の質は変わってきますので

ぜひ今日から少しずつ試してみてくださいね。

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