不眠の改善方法〜眠れない辛さをどうしたら良いの?〜

このブログは不眠で悩んだ私がどうやって改善したか、眠れない、不眠で悩んでいる方に向けて、簡単にできる解決策をおすすめするブログです。

トイレに行きたくなって、喉が渇いて目が覚めてしまう

トイレ、喉の渇きで目がさめる

夜間寝ている時に目が覚めてしまう理由は実にたくさんあるものです。

 

今回は、夜間トイレに行きたくなって起きてしまう、

喉が渇いて起きてしまう、といった、

水分に関係するところに触れていこうと思います。

 

・トイレに行きたくなって目が覚めてしまう

若い世代でも、高齢の方でも多くの方がこの悩みを抱えていることでしょう。

 

これには大きく分けて、

ストレスや不安などからくる精神的なもの、

生活習慣などからくるもの、

身体の不調を伝えるサイン、

などがあります。

順番に見ていきましょう。

 

 

トイレに行きたくなって目がさめる〜精神的なもの〜

心因性頻尿という言葉をご存知でしょうか?

 

読んで字のごとく、精神的に不安を抱えていたり

ストレスを感じることでトイレが近くなってしまうものです。

 

この心因性の頻尿はほとんどが一過性のもので心配はないのですが、

ストレスから自律神経の働きが乱されたために

起こっているということも考えられます。

 

ストレスと自律神経の関係については当ブログの過去記事でも触れています。


多くの場合の心因性頻尿では、

尿意を感じてトイレに行っても実際には膀胱に尿が溜まっておらず、

ほとんど排尿されないことが多いです。

 

この場合は、意図的に尿意を我慢する膀胱訓練が効果的です。

一朝一夕でできるものではなく、また本当に心因性かどうかは

医師に判断を仰ぐと良いでしょう。

 

トイレに行きたくて目がさめる〜生活習慣〜

心因性ではないとすると今度は生活習慣からくることが考えられます。

 

一番考えやすいのは寝る前に大量の水分を摂った場合です。

これは誰でも想像に難しくないと思います。

飲んだら出る、それだけなのです。

 

そのほかに、寝る前にコーヒーや緑茶などのカフェインが多く、

利尿作用の強い飲み物を飲んでいる場合や、

特に眠るためにお酒に頼っていたりする場合は注意が必要です。

 

寝酒を繰り返していると、アルコール依存症につながる危険性が高まり、

アルコールが体内で分解されることで中途覚醒しやすくなることがわかっているため、

結果的に寝酒は質の良い睡眠を阻害する結果となるのです。

 

まずは寝る前の習慣に気をつけると良いと思います。

 

トイレに行きたくなって目がさめる〜身体の不調を伝えるサイン〜

当ブログは睡眠に関するブログなので細かく言及することはしませんが、

一例を挙げますと、

 

・塩分過多からくる尿意

塩分の多い食生活を送っていると身体がそれを排出しようとして

尿意を感じることがあります。

 

・糖尿病からくる尿意

糖尿病の方は血液中の糖分が高く、身体がそれを排出するために

尿意を感じている場合もあります。

 

・過活動膀胱によるもの

排尿に必要な筋肉である排尿筋が、

夜間に過剰に活動するために尿意が起こるという症状です。

 

まだまだ身体の不調による頻尿の原因はあるようですが、

専門ではないためこのくらいにしておきます。

 

喉が渇いて目が覚めてしまう

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これも多くの悩みの種でしょう。

 

夜間、喉が乾くから寝る前に水分をたっぷり摂っておく、

と、そうしていたら夜間に尿意を感じて目が覚めてしまう…。

でも飲まなければ喉が乾く…。

 

悩ましいところですね。

 

寝ている間にかく汗の量は「コップ一杯分」などとも言われていましたね。

喉が乾くのは当然と言えます。

 

さらに冬などは空気が乾燥しており、

布団の中や部屋は暖かくしている場合が多いため、

より顕著に喉の乾きがあらわれる場合が多いです。

 

これに対策を打つとするなら、

「寝る前に飲み過ぎないこと」です。

 

それでも喉は渇きますがここで重要なのは、

「喉の乾きで目覚めたとしても起き上がって水道まで歩くことを防ぐ」

ということです。

 

せっかく身体が睡眠モードに入っている中で、

立ち上がって台所まで行って水を飲んでいるうちに目が覚めてしまうことは

結構よくあることです。

 

そんなときは、

あらかじめ枕元に水やお湯の入ったコップや水筒を用意しておきましょう。

 

枕元に置いておき一々立ち上がることをやめることで、

そのまますぐに元の眠へ戻っていける環境を整えることが大切です。

 

ポイントとしてはあまり冷たすぎる飲み物や炭酸を飲まないこと。

冷たい飲み物や炭酸は眠りを覚醒させてしまうため、

ぬるい水もしくはお湯、スポーツドリンクなどが望ましいと言えます。

 

ただしスポーツドリンクは糖分も多く含まれているため、

あまり多く飲み続けると肥満につながってくるので注意が必要です。

 

まとめ

トイレに行きたくなって目覚めてしまう場合は、

まず上記の3つのうちどれが自分に当てはまるのか、

それを考えてみて対策する必要があるでしょう。

 

生活習慣からくる尿意はすぐに改善できますが、

精神的なものや、身体の不調からくるものは

慎重に対策を立てなければなりません。

 

また、喉の乾きで目が覚めやすい方は、

それを気にしすぎないで枕元に

ぬるい水やお湯、スポーツドリンクなどの飲み物を準備しましょう。

そうすることで夜間に目がさめるかもしれない不安も軽減されるため、

睡眠の質を高めることにもつながります。

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